カラオケと父。

父の趣味はカラオケ!小さい頃から、家族でよく近所のカラオケボックスに行っていましたが、最近の父は、月に3回くらいは、行きつけのスナック行ったり、友人とカラオケボックスに行ったりしているみたいです。

ALSと診断された時にも、医者に、カラオケはしてもいいか?と質問していたくらいです笑。

さてさて、そんなカラオケですが、リハビリによいという耳よりな情報を得ました!

ST(言語聴覚士)のリハビリを受けられたらいいねという話を最近していますが、とりあえず、知り合いのPT(理学療法士)の方が知り合いのSTに、沖縄県内でリハビリできるクリニックの情報聞いてみるよーということで、STの方と連絡をとってくれて。

今後の嚥下機能も心配だし、ろれつや舌の動かしにくさ等の症状があるということを伝えてもらったんだけど、そしたら、STの方から「カラオケがおすすめ!高い声を出す練習は、嚥下訓練にもなる」ということを教えてもらいました!

早速、父に伝えると、父、嬉しそうにしていました!

こうやって、専門性のある方から、おすすめと言われたら、今後はさらに張り切ってカラオケに行きそうだなー!と笑。

ちなみに、ゴールデンウイークには、父の提案で、家族で居酒屋行ってからのカラオケに行ったのですが、母と私は1年半ぶりくらいの父とのカラオケ!前回は、病気が分かる前。父からは、病気のあとも、「普通に話すのは大変だけど、カラオケだと自然に声が出て歌えるんだよー!」と聞いてたんです。でも、やっぱり、これだけ、日常会話でろれつが回らないのだから、当然と言えば当然なんですが、はっきり発声できていないところもところどころあって、歌うところにも、影響出てきているんだなーとちょっと寂しくなりました。

そのカラオケで、特に気になったのが、父が高音の部分を出しにくそうにしていたこと。STの方から、「高い声を出す練習は、嚥下訓練にもなる」って言われたことって、逆に考えたら、機能が低下してくると、出しにくい音が高い音なんじゃないのかなーと。

ALSと分かって、鍼治療を受けようかなと思った頃から、「やれることは全部やる」とよく父が言っていて。最近、何となく、その意味が分かってきた気がします。

筋力が落ち、機能が低下していくことは避けられないとしても、何もしないで、そのまま受け身で、どんどん機能が低下していくことが嫌なんだろうなーと。なるようにしかならないにしても、少しでも長い期間、機能を維持させたり、進行を遅らせたりとか、そういうことをしながら、ALSと向き合っていきたいんだろーなーと。

これは、父が病気の事実を受け止められていないということとは違って、父なりのALSとの向き合い方なんじゃないかなーと思うようになってきました。

なので、カラオケだって、リハビリの意味も込めて励んだらいいと思いながらも、大好きなことだからこそ、リハビリと意味づけせず、楽しめることとして、大事にするのもいいのかもなーと。高い声を出す練習しなくても、高い声が出なくなっても、楽しく歌えたら、口腔機能の訓練にはあまりならなくても、心のリハビリにはなりそうだし。

まぁ、どういう気持ちで、歌うかなんて、父本人が決めることではあるんだけど、娘としては、こんなことを考えているということを記録しておきたくて書いてみました。

父がこの先、今までのようには、カラオケできなくなる日も来るんだろうなということはよく分かっているのですが、想像すると、さすがに切なくなるので、今回は、今の状況までで、とどめておきます…!

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